[13日 ロイター] - モルガン・スタンレーは13日、来年末のS&P総合500種指数を4500と予想した。現在の水準を2%上回る。
先週末終値は1.6%高の4415.24だった。
マイケル・ウィルソン氏が率いる同社のストラテジストが予想を示した。
指数採用銘柄の1株利益は来年7%増加、売上高は4─5%増加する見通し。労働コストの緩和で利益率が「小幅に」改善するという。
ウィルソン氏によると、来年初めまでは短期的に業績への逆風が続くが、その後「持続的な」回復が定着するとみられる。
2025年は良好な業績環境を期待でき、人工知能(AI)主導の生産性向上と利益率拡大により、利益が16%増加すると予測している。