[ドバイ/ロンドン 15日 ロイター] - 紅海とアデン湾を隔てるバブ・エル・マンデブ海峡で15日、リベリア船籍の船舶2隻がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けた。米国防当局者が明らかにした。
米当局者によると、ドローン(無人機)とみられる飛翔体が1隻に衝突し火災が発生したほか、弾道ミサイル2発が発射され、うち1発が船舶に命中し火災が発生したという。
フーシ派は声明で「ガザの市民が必要とする食料や医薬品が搬入されるまで、イスラエルの港に向かう全ての船舶の阻止を続ける」と表明した。
こうした中、デンマークの海運大手マースクは、追って通知があるまで全てのコンテナ船の紅海航行を見合わせる方針を示した。