[15日 ロイター] - 経営再建中の中国不動産開発大手、中国恒大集団は15日、外貨建て債務227億ドルの再編案の実行を支援する3件の合意(RSA=再建支援合意)について、期限切れとなり延長されなかったと発表した。
恒大は4月に、特定の債券保有者グループとこれらの合意を結んでいた。
外貨建てを含め3000億ドル超の負債を抱える恒大は、清算申し立てに関する審理が来年1月29日に延期され、外貨建て債務についても、新たな再編案をまとめる時間的猶予を与えられた格好になっていた。
恒大は、再編に関して合意可能な条件に達するため、引き続き出資者との協議に関わると述べた。