Josh Ye
[香港 18日 ロイター] - 中国の大手テック企業、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が、米国のビデオゲームスタジオの一つ「Team Kaiju」を閉鎖したことが関係者の話で分かった。
Team Kaijuは欧米市場向けに競争力のあるゲーム開発会社になるための国際戦略上、重要な位置を占めると見られていた。関係者によると、6月に活動を停止し、スタッフはテンセント傘下の別のゲーム制作部門に配置転換された。
Team Kaijuは、「Halo 4」などのヒット作を手掛けたゲームデザイナー、スコット・ワーナー氏の指揮のもと、巨額予算を投じたマルチプレイヤーゲームの開発に取り組んでいた。
ワーナー氏のリンクトインのアカウントによると、同氏は4月にTeam Kaijuをやめた。Team Kaijuのウェブサイトは停止状態。テンセントはコメントを控えた。