Noriyuki Hirata
[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比7円41銭高の3万5909円20銭と、続伸してスタートした。為替の円安を好感する動きや、企業改革への思惑が先行した。その後は小幅マイナスに転じる場面もあり、前日終値を挟んだ一進一退の値動きとなっている。
前日の米国市場は休場。欧州株は軟調だった。日本株は短期的な過熱感から利益確定売りが上値を抑えている一方、下値では買い遅れた投資家の買いが支えになっているとみられる。
主力株はトヨタ自動車は小安く、ソニーグループは横ばい。半導体関連は東京エレクトロンなど総じて軟調となっている。指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループは小安い。