Chibuike Oguh
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 16日の米国株式市場で、米半導体大手のエヌビディアとアドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)の株価が急騰した。人工知能(AI)関連の半導体に対する需要が増加するとの楽観的な見通しを背景にアナリストが目標株価を引き上げたことを受けた。
バークレイズは投資家向けメモで、エヌビディアは現在、高度なAI半導体市場で圧倒的な地位を占めているが、AMDは今年、顧客への自社製半導体の納入を増やすことで地位を強固なものにすると予想した。
エヌビディアの株価は取引時間中に過去最高値を更新。終値は約3%高となった。一方、AMDの株価は2年超ぶりの高値に上昇。終値は8.3%高だった。
バークレイズはAMDの目標株価を120ドルから200ドルに引き上げた。キーバンクはAMDの目標株価を170ドルから195ドルに、エヌビディアの目標株価を650ドルから740ドルに引き上げた。