40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米SECのXアカウント不正アクセス、「SIMスワップ」が原因

発行済 2024-01-23 08:25
更新済 2024-01-23 08:27
© Reuters. 1月22日、米証券取引委員会(SEC)は、短文投稿サイトX(旧ツイッター)のアカウントが不正アクセスされた問題で、「SIMスワップ」と呼ばれる電話番号乗っ取りの被害に遭っ

Douglas Gillison

[22日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は22日、短文投稿サイトX(旧ツイッター)のアカウントが不正アクセスされた問題で、「SIMスワップ」と呼ばれる電話番号乗っ取りの被害に遭ったと明らかにした。

この問題は今月9日に発生。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)承認への期待が高まる中、何者かがSECのアカウントに不正アクセスし、ETFを承認したとの偽メッセージを書き込んだ。これを受け、ビットコインの価格が一時的に急騰した。SECは翌10日にETFを承認した。

SIMスワップは電話番号を別の端末に割り当て直すことでその番号を乗っ取る手口。

SEC報道官は声明で、不正アクセス者が電話番号を乗っ取った後、SECアカウントのパスワードを再設定したと説明。ハッカーがSECの携帯通信会社をどのようにだまして電話番号を別端末に割り当てさせたか法執行機関が調べているとした。

SECはさらに、アカウントのセキュリティーを高める多要素認証(MFA)を職員が昨年6月に無効にし、今月9日の問題発生後まで復元しなかったことも明らかにした。職員はアカウントへのアクセスが困難としてMFAを無効にするようXに要請していたという。

現在はMFAを提供する全てのSNS(交流サイト)アカウントで同機能を有効にしていると強調した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます