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再送ボーイングCEO、737MAX事故の原因示さず 議員らと会合

発行済 2024-01-25 07:54
更新済 2024-01-25 12:01
© Reuters.  1月24日、米航空機大手ボーイングのデーブ・カルフーン最高経営責任者(CEO)は、機体の安全性に100%の自信がある場合のみ航空機運航を支持するとの立場を示した(202

(見出しを修正しました)

David Shepardson Valerie Insinna

[ワシントン 24日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングのデーブ・カルフーン最高経営責任者(CEO)は24日、同社製旅客機「737MAX9」が飛行中に機体の一部が吹き飛ぶ事故を起こした問題について米議会議員らと協議した。

ただ、2人の上院議員は、カルフーン氏から事故原因について回答を得られなかったと明かした。

マリア・カントウェル上院商業科学運輸委員長の報道官は、ボーイングの要請で会合を開いたと説明。同委が根本原因の調査に向け公聴会を開く見通しとした。

ジェリー・モラン上院議員は、米アラスカ航空が運航していた737MAX9で吹き飛んだ「ドアプラグ」と呼ばれる部品がボーイングの取り付けたものかとの質問に、同社が事故原因を「おおむね理解」しているが米運輸安全委員会(NTSB)の調査結果を待っていると説明した。

カルフーン氏は議員との協議前に「100%の自信がない航空機は飛行させない」と記者団に述べた。「事態の深刻さ」を十分承知しているとも語った。

ボーイングがドアプラグを修理目的で取り外し、再度取り付けていたとの米紙シアトル・タイムズの報道に関する質問には、NTSBに問い合わせるべきとした。NTSBのコメントは得られていない。

カルフーン氏はボーイング機の安全性を確信していると強調した。

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