[26日 ロイター] - ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが26日発表した第4・四半期(11─1月)決算は、製品拡充で需要が増加し、利益が市場予想を上回った。時間外取引で株価は約10%上昇した。
同社はまた、最大15億ドルの自社株買いを行うと発表した。
第4・四半期の調整後1株当たり利益は1.42ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想の1.15ドルを上回った。売上高も11億5000万ドルと、アナリスト予想の11億3000万ドルを上回った。
第3・四半期に有料ユーザーが会議の要約などを確認できる「AIコンパニオン」を導入した。
エリック・ユアン最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、新たなサービスを開発し、今年はAIのカスタマイズと収益化に努めると説明した。
ケリー・ステッケルバーグ最高財務責任者(CFO)は、AIコンパニオンは過去5カ月で51万以上のアカウント数を達成したと説明した。
2025年度の売上高は約46億ドルを見込む。アナリスト予想は46億6000万ドル。