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ブロードリーフ Research Memo(4):2024年12月期の営業損益は黒字転換を予想

発行済 2024-03-11 13:24
更新済 2024-03-11 13:30
© Reuters.
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*13:24JST ブロードリーフ Research Memo(4):2024年12月期の営業損益は黒字転換を予想 ■今後の見通し

● 2024年12月期の業績見通し
ブロードリーフ (TYO:3673)の2024年12月期の連結業績については、売上収益17,600百万円(前期比14.4%増)、営業利益50百万円(前期は1,902百万円の損失)、税引前利益50百万円(同1,921百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益40百万円(同1,487百万円の損失)を見込んでいる。


通期では営業利益を計上する計画だが、当初の中期経営計画の数値よりは下方修正されている。
これは、次に述べるように過去2年間の「.cシリーズ」の販売を通して得た顧客からの要望や改善点を考慮し、さらなる製品改良を進めるために中期経営計画(2024年12月期から2026年12月期の期間)の戦略を変更したためで、事業環境(競争激化等)によるものではない。
利益水準は低いが依然として長期成長への過渡期と見るべきだろう。


区分別の売上収益は、クラウドサービスが8,600百万円(前期比64.3%増)を見込んでいる。
中分類(内訳)としては、月額サブスクリプション契約への転換に伴いソフトウェアサービスが7,950百万円(同73.3%増)となる一方で、マーケットプレイスは650百万円(同0.2%増)となる見込み。


パッケージシステムの売上収益は9,000百万円(前期比11.3%減)を見込んでいる。
整備業・鈑金業だけでなくその他業種向けについても順次月額サブスクリプション契約に転換することに伴い、ソフトウェア販売が2,800百万円(同6.1%減)を見込んでいる。
また、クラウドソフトウェアへの移行に伴い、運用・サポートは6,200百万円(同13.5%減)と引き続き減収となる見通し。


主要なKPIであるライセンス数(標準版)は16,000(前期末は6,856)、ライセンス平均月額売上は24,000円(同22,178円)を計画している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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