[香港 9日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの共同創業者で元最高経営責任者(CEO)のマーティン・エバーハード氏は9日、中国で競争が激化する中、同社が低価格EVを投入する計画を打ち切ることは「残念」だと述べた。
香港のイベントで発言した。ロイターは先週、テスラが販売価格を約2万5000ドルに抑えた低価格EVモデルの開発を中止したと報じた。
エバーハード氏は、テスラにとって「残念なことだが中国にシェア拡大のチャンスがあるという兆しだ」と述べた。
テスラの現行EVで最も安い「モデル3」は米国で約3万9000ドルで販売されている。