40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

【株式市場特集】地政学リスクと金融市場の今後、安全資産への注目が高まる中で金関連株が市場をリード

発行済 2024-04-15 08:22
更新済 2024-04-15 08:35
© Reuters.  【株式市場特集】地政学リスクと金融市場の今後、安全資産への注目が高まる中で金関連株が市場をリード

[日本インタビュ新聞社] - ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる

 地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全資産へのヘッジとして金先物価格が史上最高値を更新している。産金株や非鉄金属株、貴金属関連株が注目され、投資家は状況を見守りつつ、緊急避難的な対応を求められている。

 原油価格の高騰とホルムズ海峡の封鎖の可能性が、鉱業株や石油株の人気を高める可能性がある。また、第5次中東戦争への紛争拡大が防衛関連株のリスク回避買いを促すかもしれない。

■金先物価格の最高値追いで産金株、リデュース株、リユース株が買われ好循環

 安全資産の金関連株では、産金株の菱刈鉱山の住友金属鉱山<5713>(東証プライム)が、足元で年初来高値追いとなっているだけにキーストックとなる。この動向次第で黒鉱のDOWAホールディングス<5714>(東証プライム)や非鉄株の三井金属<5706>(東証プライム)、東邦亜鉛<5707>(東証プライム)、三菱マテリアル<5711>(東証プライム)が買い進まれることになる。次いでリデュース株では、中外鉱業<1491>(東証スタンダード)、イボキン<5699>(東証スタンダード)、アサカ理研<5724>(東証スタンダード)、AREホールディングス<5857>(東証プライム)、松田産業<7456>(東証プライム)が要注目である。

 リユース株は、為替動向次第では国内金小売り価格がさらに上値追いなることも想定されハードオフコーポレーション<2674>(東証プライム)、ゲオホールディングス<2681>(東証プライム)、コメ兵ホールディングス<2780>(東証スタンダード)、トレジャリー・ファクトリー<3093>(東証プライム)、シュッピン<3179>(東証プライム)、買取王国<3181>(東証スタンダード)、テイツー<7610>(東証スタンダード)などが浮上する。

■原油価格・海運市況もショック高を享受し防衛関連3羽烏も出番

 原油価格の動向次第ではまず産油関連の鉱業株、ついで石油株となる。INPEX<1605>(東証プライム)、石油資源開発<1662>(東証プライム)、K&Oエナジーグループ<1663>(東証プライム)、富士石油<5017>(東証プライム)、出光興産<5019>(東証プライム)、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)、コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)などが続く。大手商社株も、三井物産<8031>(東証プライム)、三菱商事<8058>(東証プライム)などに資源関連株人気が高まろう。

 ホルムズ海峡封鎖は、航路が喜望峰回りとなり航海距離が伸びて船腹需給をひっ迫させるとして海運市況の上昇につながっており、下値もみ合いとなっている海運株の再人気化につながる可能性もある。日本郵船<9101>(東証プライム)、商船三井<9104>(東証プライム)、川崎汽船<9107>(東証プライム)のコンテナ船大手3社のほかバラ積み船のNSユナイテッド海運<9110>(東証プライム)、乾汽船<9308>(東証スタンダード)、タンカーやケミカル船の明海グループ<9115>(東証スタンダード)、飯野海運<9119>(東証プライム)、共栄タンカー<9130>(東証スタンダード)などが要注目だ。防衛関連株では照明弾の細谷火工<4274>(東証スタンダード>、火器の豊和工業<6203>(東証スタンダード)、機雷の石川製作所<6208>(東証スタンダード)の三羽烏のほか、ミサイル・航空機・へリコプターの三菱重工業<7011>(東証プライム)、川崎重工業<7012>(東証プライム)、IHI<7013>(東証プライム)の重工業株のほかSUBARU<7270>(東証プライム)などが要マークとなる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます