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アウトソーシング Research Memo(8):大幅増収増益で、過去最高の売上高、営業利益更新を見込む

発行済 2015-10-16 16:16
更新済 2015-10-16 16:33
アウトソーシング Research Memo(8):大幅増収増益で、過去最高の売上高、営業利益更新を見込む
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■決算動向 (3) 2015年12月期の業績予想 2015年12月期の業績予想としてアウトソーシング (T:2427)は、売上高が前期比24.5%増の74,000百万円、営業利益が同54.2%増の3,100百万円、経常利益が同36.5%増の3,000百万円、当期純利益が同23.1%増の1,620百万円と大幅な増収増益を見込んでおり、過去最高の売上高、営業利益を更新する見通しである。
主力の製造系アウトソーシング事業や技術系アウトシーシング事業、海外事業がそれぞれ伸長する見込みである。
特にIT及び建設分野が好調に推移している技術系アウトソーシング事業と海外事業が同社の業績を大きくけん引する想定となっている。
利益面でも、増収による固定費の吸収等により営業利益率は4.2%(前期は3.4%)に大きく上昇する見通しである。
弊社では、上期実績が順調であったことや好調な外部環境等を勘案して、同社の業績予想の達成は十分に可能であると判断している。
むしろ、子会社化した海外企業(オーストラリア及び英国)による業績寄与が、業績の上振れ要因となる可能性にも注意をしておく必要がある。
なお、2015年8月に海外企業の子会社化を決定したが、そのうち、オーストラリアのBLUEFIN GROUPの取得価額(総額)は約18億円(8月6日に100%取得)、英国のNHL及びNCRLの取得価額(総額)は2社合計で約12億円(8月25日に各65%を取得)となっている。
なお、2015年12月期の業績に与える影響は現時点で精査中としている。
直近期の業績は、BLUEFIN GROUP(2014年6月期)が、売上高506千AUD※1、純利益504千AUD。
※2 NHL(2014年12月期連結)が、売上高20,748千GBP※3、純利益366千GBP。
NCRL(2014年12月期)が、売上高1,720千GBP、純損失39千GBPとなっている。
※1 AUDはオーストラリアドル ※2 BLUEFIN GROUPの事業会社であるBLUEFIN RESOURCES PTY LIMITED(2014年6月期)が、売上高40,226千AUD、純利益1,592千AUD ※3 GBPは英ポンド (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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