[ロンドン ２６日 ロイター] - フランスの酒類メーカー、レミー・コアントローが２６日発表した第４・四半期（１─３月）の売上高は予想を大幅に上回った。中国でコニャックの販売が急増した。
買収を除くオーガニックベースの売上高は０．７％減。コニャックの売上高は１５．４％増加した。市場予想はそれぞれ３．４％減、横ばいだった。
同社は中国で「素晴らしい」業績を収めたと表明。春節期間中のマーケティングなどが奏功した。
一方、米国では新型コロナウイルス後の販売急増が一服し、小売り・卸売り業者の間で高級酒の在庫を減らす動きが出た。
米州の通期の売上高は３９．６％減。アジア太平洋は２％増、欧州は０．７％増だった。
通期のオーガニックベースの連結売上高は前年比１９．２％減の１１億９０００万ユーロ。市場予想をやや上回った。