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東京株式市場・大引け=続伸、約2カ月ぶりに一時1万9000円回復 短期過熱感で伸び悩む

発行済 2015-10-26 15:16
更新済 2015-10-26 15:19
東京株式市場・大引け=続伸、約2カ月ぶりに一時1万9000円回復 短期過熱感で伸び悩む
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[東京 26日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値      18947.12 +121.82 寄り付き    19036.13 安値/高値   18937.45─19088.76

TOPIX .TOPX 終値       1558.99 +11.15 寄り付き     1566.61 安値/高値    1558.32─1570.06

東証出来高(万株) 181051 東証売買代金(億円) 21253.79

東京株式市場で日経平均は続伸。取引時間中としては8月31日以来、約2カ月ぶりに1 万9000円を回復した。中国人民銀行(中央銀行)が追加金融緩和に踏み切ったことで 、前週末の米国株が上昇。ドル高/円安も進行するなど外部環境が好感された。ただ買い 一巡後は短期的な過熱感が意識され、上げ幅を縮小した。

序盤に日経平均は前週末比で263円高となる場面があったが、次第に伸び悩み、後 場に入ると1万9000円を割れ込んだ。騰落レシオ(東証1部、25日平均)が130 %超となるなど、短期的な過熱感が意識された。

75日移動平均線(1万9147円89銭=26日終値)や200日移動平均線(1 万9173円56銭=同)が日経平均の目先の抵抗線と意識され、引けにかけては利益確 定売りに押される形となった。東証1部の売買代金は約2.1兆円と盛り上がりに欠ける 展開。業種別では空運や電気機器の上昇が目立った半面、食料品、海運、鉱業は軟調だっ た。

水戸証券投資情報部長の須田恭通氏は「日経平均は8月28日高値の1万9192円 を抜ければ明確な底入れとなる」と指摘。一方で「今週はFOMC(米連邦公開市場委員 会)や日銀の金融政策決定会合が控えているが、これらが全ていい方向に行かない限り、 200日線、75日線を突破するのは難しい」との見方を示す。

個別銘柄では日立製作所 6501.T が急伸。23日に発表した2015年9月中間期( 4―9月期)業績予想の上方修正を好感した。中間期の連結営業利益が前年同期比1割増 の2000億円前後になったもようと報じられたパナソニック 6752.T も大幅続伸となっ た。

半面、 通信工事大手のミライト・ホールディングス 1417.T が軟調。23日に発表 した2016年3月期通期の連結業績予想の下方修正などを嫌気した。

東証1部騰落数は、値上がり1252銘柄に対し、値下がりが519銘柄、変わらず が132銘柄だった。

(長田善行)

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