Investing.com -- 5月の消費者物価が大きく変化しなかったことを示すインフレデータが発表され、米連邦準備制度理事会（FRB）による年内の金利引き下げにつながる可能性があることから、米株式先物は水曜日に上昇した。連邦公開市場委員会（FOMC）は本日の会合終了後、現行金利を維持すると予想されている。最近の経済データを踏まえ、投資家はパウエル議長の発言を注視し、予想される利下げ時期について示唆を得るだろう。
今日の米国市場で最も大きく動いた株価は以下の通り：
アップル（AAPL）の株価は5％上昇し、前取引セッションの7％以上の上昇を上回った。アップルはまた、マイクロソフト（MSFT）を抜き、世界で最も時価総額の高い企業の座を奪還した。
オラクル（ORCL）の株価は、コンピューター・テクノロジー企業が人工知能インフラを拡大するため、ChatGPTを開発したOpenAIおよびグーグル（GOOGL）クラウドとの提携を発表したことで11％上昇した。オラクルはまた、2025会計年度の収益がプラス成長すると予測した。
ゲーム小売のゲームストップ（GME）は株式売却を完了し、約21.4億ドルの総収入を調達し、株価は6％上昇した。
ニオ（NIO）の米国預託証券（ADR）は、欧州連合（EU）が中国の電気自動車に対する輸入関税を38％にも引き上げると発表したことを受けて変動した。同株式は市場開始前に4％以上下落した後、安定した。
クラウドデータ管理企業のルーブリック（RBRK）は、第1四半期に予想を上回る収益を計上したにもかかわらず、株価は6％下落した。直近の株式公開後の業績への期待が高まった。
パラマウント・グローバル（PARA）の株価は、パラマウントの主要株主であるシャリー・レッドストーンがデイビッド・エリソン率いるスカイダンス・メディアとの交渉を打ち切り、メディア・エンターテインメント企業の過半数所有権をめぐる取引の可能性を中止したとのロイターの報道を受けて下落した。
テスラ（TSLA）の株価は4％上昇。バークレイズのアナリストは、イーロン・マスク氏の報酬プランを承認しない場合、電気自動車メーカーの株価に大きなマイナスの影響を与える可能性があると述べた。
フェデックス（FDX）株は、宅配便サービスの需要が低迷しているため、欧州で1700～2000人の事務職を削減する計画を発表した後、横ばいとなった。
コンビニエンス・ストア・チェーンのケーシーズ・ジェネラル・ストアーズ（CASY）は、154店舗の新規出店により純利益が12％増加したと発表し、株価は16％上昇した。
アファーム・ホールディングス（AFRM）の株価は、同社の決済サービスが年内に米国でアップル・ペイの利用者が利用できるようになる見通しであることを投資家に伝えた後、9％上昇し、前日に引き続き上昇した。
ロケットカンパニーズ（RKT）株は、小幅なインフレ率の発表で金利引き下げ期待が高まり、レナー・コーポ（LEN）、D・R・ホートン（DHI）、ジロー（Z）、ホーム・デポ（HD）など住宅ローンや住宅関連銘柄への需要に拍車がかかり、8％上昇した。
追加取材：Louis Juricic
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