[日本インタビュ新聞社] - ■1年で開催50回を達成
綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)のグループ会社「綿半ホームエイド」は長野県内外での保護犬保護ねこの譲渡会を順次開催している。譲渡会は2023年5月より開始し、開始1年で実施回数が50回を超え、成約前のトライアルも181件と、多くの犬猫の殺処分減に寄与した。
地域の動物愛護団体と情報を交換し、譲渡会開催前にはSNSや店頭での告知を行い、一人でも多くの里親候補の人に足を運んでもらえるように取り組んでいる。動物愛護団体も、自前のシェルターで日頃から里親のマッチングに取り組んでいるが、実情は愛護団体のシェルターの存在が認知されていないケースも多く、愛護団体によっては訪れる里親候補の人がゼロの日もある。より多くの人に愛護団体の日頃の活動や、保護された動物を知ってもらえる機会が生まれれば良いという事から、土日の集客数が大きい綿半の店舗で譲渡会を開催するに至っている。
【綿半の日常の取り組み】
(1)保護ねこ・犬の紹介
譲渡会を開催する店舗では、保護ねこや保護犬の情報を掲示するスペースを設置している。
(2)各愛護団体のシェルターに誘導
譲渡会を行わない期間も、店舗でインフォメーションを見た人が愛護団体に直接出向いて譲渡が行われる場合もあるなど、譲渡会以外でも犬ねこの殺処分ゼロを目指している。
(3)来店客からの支援も目に見える形で
譲渡会開催店舗では、愛護団体用の「寄付ワゴン」を設置している。地域の愛護団体宛てに、顧客から「寄付」という形で、ペット用品が寄せられる。
譲渡会を実施した店舗はその後も毎月定期に開催を継続しているが、依然として愛護団体のシェルター以外での譲渡会が全く行われていない地域もある。愛護団体や行政から綿半に開催のオファーもある事から、今後新たに譲渡会を開催する店舗も検討している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)