Investing.com -- 金曜日の米国株式先物は、景気減速を背景に米連邦準備制度理事会（FRB）が金融引き締めに傾斜していると市場参加者が分析したため、直近の最高値から後退し、低い水準で取引された。
今日の米国株で最も注目すべき動きは以下の通り：
アドビ(ADBE)は、人工知能を活用したソフトウェアへの需要拡大を見込み、2024会計年度の収益見通しを上方修正し、株価は14％上昇した。
テスラ（TSLA）株は2％下落し、前日の上げ幅を縮小した。電気自動車メーカーの株主が、イーロン・マスク最高経営責任者（CEO）に対する560億ドル相当の争点となる報酬パッケージを承認したことに加え、同社がテキサス州で法的に再起業したためだ。
シリウスXM（SIRI）株は、ナスダックが同社株をナスダック100指数から除外し、0.8％上昇した アーム・ ホールディングス（ARM）に取って代わると発表したにもかかわらず、1％上昇した。
ゲームストップ（GME）株は、ビデオゲーム専門小売業が技術的な問題で議題を取り上げずに年次株主総会を延期したため、3.6％下落した。
家具メーカーのRH(RH)株は、第1四半期の赤字が予想を上回り、第2四半期の売上高が市場予想を下回ったとの報告を受け、18％下落した。
ウェルズ・ファーゴ （WFC）の株価は0.3％下落した。同国第3位の銀行が、従業員が活発に働いていると会社に誤解させるため、コンピューター上で活動をしているように見せかけたとして、十数人の従業員を解雇したためだ。
ハスブロ（HAS）の株価は、バンク・オブ・アメリカが玩具メーカーの格付けを「中立」から「買い」に引き上げたことを受けて5％上昇。
ズスケーラー（ZS）株は、JPモルガンがサイバーセキュリティー会社の格付けを「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に引き上げ、同社の将来の成長に向けた強力なポジショニングを理由に1.4％上昇した。
ハウメット・エアロスペース（HWM）株は、ノースコースト・リサーチのアナリストが同社を「売り」に格下げしたため、6％下落した。
ロイヤル・カリビアン (RCL)株は、価格力低下の懸念から5.75%下落。カーニバル・コーポレーション（CCL）とノルウェージャン・クルーズ・ライン（NCLH）の株価も下落した。
ギリアド・サイエンシズ(GILD)株は、同社が肥満治療の新薬を密かに開発しているとの話題の中、2.8％上昇した。
追加取材：ルイス・ジュリチック
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