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カドカワ---第2四半期営業利益35.06億円、書籍IP、映像IP、ポータル、モバイル事業など順調

発行済 2015-11-16 07:58
更新済 2015-11-16 08:00
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カドカワ (T:9468)は12日、2016年3月期第2四半期(15年4-9月)決算を発表。
売上高が939.26億円、営業利益が35.06億円、経常利益が42.03億円、四半期純利益が19.14億円だった。
14年10月1日にドワンゴとKADOKAWAの共同持株会社として発足しており、前年同期との比較は記載していない。
書籍IP事業については、メディアミックス作品の展開等を積極的に進めており、テレビアニメ化で「オーバーロード」がヒット作に。
新規領域の「角川まんが学習 日本の歴史」も好調な販売となった。
電子書籍においては、dマガジンの会員数増が続いている。
情報メディア事業については、紙媒体からデジタルへの移行を進め収益性の改善に取り組んでいる。
映像IP事業については、DVD、Blu-rayの販売が堅調なことに加え、海外でのTVアニメ版権収入など権利収入が伸びた。
ポータル事業については、ニコニコ生放送で、様々な取り組みを展開しており、9月末には発行ID数は5,124万、有料の「プレミアム会員」は253万人となった。
ライブ事業は、アニメソングコンサートが好調。
モバイル事業については、スマートフォン向けの高音質楽曲サービス「ドワンゴジェイピー」において、独自サービスの拡充。
ゲーム事業は、「ウィッチャー3 ワイルドハント」「英雄伝説 空の軌跡 FCEvolution」などが売上に貢献した。
16年3月期通期については、売上高が2005億円、営業利益が70億円、経常利益が68億円、当期純利益が40億円とする期初計画を据え置いている。

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