(香港のリポートを追加しました) [上海 16日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 大引け 3606.9574 26.1186高 3686.1億元(上海A株)
高値 3607.6117 安値 3519.4211 前場終値 3562.5436 18.2952安 2046.7億元(上海A株) 寄り付き 3522.4608 58.3780安 前営業日終値 3580.8388 52.0628安 4675.4億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 大引け 22010.82 385.32安 769.5億香港ドル 高値 22127.38 安値 21958.28 前場終値 22031.16 364.98安 445.0億香港ドル 寄り付き 21958.28 437.86安 前営業日終値 22396.14 492.78安 827.3億香港ドル
16日の中国市場は反発して取引を終了した。13日のパリ同時多 発攻撃を受けた警戒感から前場は続落していたが、後場に入ると勢いを 取り戻した。 週末に当局が信用取引融資の規制を強化したことも、前場の投資家 心理を悪化させていた。
上海総合指数 .SSEC の終値は26.1186ポイント(0.73 %)高の3606.9574。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成する CSI300指数 .CSI300 は17.884ポイント(0.48%)高 の3764.126。 アナリストは市場の変動がまだ続くと警告する。 BOCOMインターナショナルのチーフストラテジスト、ホン・ハ オ氏は「パリのテロは世界的な不透明さが増す前触れとなる」と述べた 。 国際通貨基金(IMF)が今月末に人民元を特別引き出し権(SD R)に採用するとの期待感が高まっていることも、支援材料となった。 後場は大半のセクターが上昇に転じた。ただ、運輸株<.CSI300TRNS >の下落は続いている。パリ同時攻撃で海外旅行に影響が及ぶとの見方 から、中国東方航空 600115.SS と中国国際航空(エアチャイナ)<6011 11.SS>など航空株は下げがきつくなった。
香港株式市場は、続落して終了した。世界的に投資家のリスク志向 が後退するなか、アジアの各市場の動きに追随した。 ハンセン指数 .HSI は385.32ポイント(1.72%)安の2 万2010.82。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) .HSCE は202.77ポイ ント(1.99%)安の9978.70。
香港市場では主要セクターが全面安。 最も取引が活発だった銘柄では、食品の博華太平洋(インペリアル ・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス) 1076.HK が2.6%高、穀信控股 1246.HK は横ばい、中国置業投資 0736.HK が16.2%安で終了した。
ハンセン指数構成銘柄の出来高は19億株だった。