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*16:00JST 日経平均は大幅続伸、買い優勢で一時39000円台を回復
先週末22日の米国市場のダウ平均は426.16ドル高の44296.51ドル、ナスダックは31.23pt高の19003.65ptで取引を終了した。
製造業・サービス業PMIの改善で、ソフトランディング期待に買われ、寄り付き後、上昇。
長期金利の低下やギャップ、ロス・ストアーズなど小売企業の好決算を受けダウは続伸し過去最高値を更新した。
ナスダックはAI半導体市場をけん引しているエヌビディアの下落が重しとなり伸び悩んだが、プラス圏を維持した。
米株市場を横目に、本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行。
米小売企業の良好な決算を受けて、年末商戦への期待感も高まり買い優勢の展開となり、日経平均は一時、15日以来の39000円台を回復した。
買い一巡後は上値の重い展開となったが、後場も上げ幅を一気に縮小するような展開とはならず、しっかりとしたまま取引を終えた。
なお、MSCIリバランスが入ったことからプライム市場の売買代金は6.5兆円と大商いとなった。
大引けの日経平均は前日比496.29円高(+1.30%)の38780.14円となった。
東証プライム市場の売買高は27億4589万株。
売買代金は6兆5076億円。
業種別では、サービス、保険、医薬品、化学、陸運などが上昇した一方、鉄鋼、非鉄金属、水産・農林、空運、建設などが下落した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は45.2%、対して値下がり銘柄は50.0%となっている。
日経平均採用銘柄では、レーザーテック (TYO:)や東エレク (TYO:)などの一部の半導体関連株、三菱UFJ (TYO:)や三井住友 (TYO:)コンコルディアFG (TYO:)、T&Dホールディングス (TYO:)などの金融株が堅調に推移。
また、三菱重工業 (TYO:)、ソフトバンクG (TYO:)、ファーストリテ (TYO:)、アシックス (TYO:)などが上昇となった。
ほか、村上ファンド系の株式保有が一部伝わった京成電鉄 (TYO:)が急騰、京浜急行電鉄 (TYO:)、プロレド・パートナーズ (TYO:)、YTL (TYO:)などが値上がり率上位となった。
一方、ディスコ (TYO:)、アドバンテ (TYO:)、フジクラ (TYO:)などが軟調に推移した。
また、メルカリ (TYO:)、NTT (TYO:)、伊藤忠 (TYO:)、日立 (TYO:)などもさえない。
主要金融機関による株式の売出実施を発表した明治HD (TYO:)が売り先行となった。
ほか、システムリサーチ (TYO:)、セレス (TYO:)、泉州電業 (TYO:)などが値下がり率上位となった。
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