[日本インタビュ新聞社] - ■電気・ガスなど6サービスで株引換券を付与、1株5円で最初の株主に
株式会社カブ&ピースは、2024年11月20日から、生活インフラ関連サービスの利用で同社の未公開株がもらえる日本初のサービス「カブアンド」を開始した。代表を務める前澤友作氏は、電気、ガス、モバイル通信、インターネット回線、ウォーターサーバー、ふるさと納税の6サービスを展開する。
■月額500円のプラス会員なら還元率2倍に、特別コンテンツも提供
サービスの特徴は、利用料金に応じて株引換券が付与され、1枚1円として株式と交換できる点である。現在の株価は1株5円(見込額)で、第1期の募集期間に申し込むと最初の株主になることができる。また、月額500円の「KABU&プラス」会員になると、株引換券の還元率が通常の2倍になる特典がある。
提供されるサービスは、電気料金が地域の電力会社とほぼ同じ「KABU&でんき」、4エリアで利用可能な「KABU&ガス」、大手3キャリアに対応した「KABU&モバイル」、最大10ギガの「KABU&ひかり」、業界最安級の「KABU&ウォーター」、70万点以上の返礼品から選べる「KABU&ふるさと納税」である。
同社は「目指せ、国民総株主」をテーマに掲げ、株式投資家を増やすことで日本経済の活性化を目指している。ポイントではなく株式を付与することで、顧客を株主として経済圏に取り込み、資本の分散による格差是正を図る新しいビジネスモデルに挑戦する。
代表の前澤友作(まえざわ・ゆうさく)は、日本の実業家であり起業家。1975年11月22日生まれ、千葉県出身。スタートトゥデイ株式会社(現:ZOZO<3092>東証プライム)を1998年に設立し、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を成功させる。2019年にZOZOをソフトバンクグループに売却後は、宇宙旅行や芸術分野への挑戦で注目を集める。また、2024年には生活インフラを通じて株式還元を行う「カブ&ピース」を立ち上げ、「国民総株主」という新しい経済モデルを提唱している。趣味は音楽、アート収集、宇宙探検など、多岐にわたる活動を展開中。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)