世界的なエネルギー大手であるトタルエナジーズは現在、米国証券取引所への株式相互上場の可能性を検討している。この動きは、パリ、ロンドン、ブリュッセルを含むユーロネクスト取引所への既存の上場を補完するものである。トタル・エナジーズのパトリック・プヤンヌ会長兼最高経営責任者（CEO）は、本日開催された年次株主総会で、この計画について語った。
プヤンヌ会長によれば、米国でのクロスリスティングの検討は、米国の投資家が同社の株式をより入手しやすくすることを目的としている。プヤンヌ氏は、これは、同社の強力な欧州の株主基盤を維持しつつ、米国市場に株式を提供する最善の方法を決定するための技術的研究であると強調した。
プヤンヌ氏は4月にも、トタルエナジーズがニューヨークでの新規上場を真剣に検討していることを明らかにしていた。この検討は、米国の投資家による投資を促進するための戦略的努力の一環である。同氏は、9月までにこれらの計画に関する最新情報を取締役会に提供することを確約し、パリ株式市場に上場し続けるという同社のコミットメントを再確認した。
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