欧州株式市場は本日上昇し、STOXX600種株価指数は0.6%高で引け、3週間ぶりの高値となった。投資家は、多忙な週の経済データとジャクソンホール・シンポジウムでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を待っているため、小売業と基礎資源セクターが上昇を主導した。
ドイツ、フランス、イタリア、スペインを含む欧州の主要株価指数は、0.5%から1.4%上昇した。
鉱業株は堅調な金属価格に支えられ2%上昇した。小売業も好調で、オンライン・ファッション小売のザランドや英スポーツウェアのJDスポーツ(NASDAQ:JD)がセクターを牽引した。
ヘンソルト、レンク、BAEシステムズ(LON:BAES)、サーブ、タレス、レオナルドなどの防衛関連株は0.8%から5.4%下落した。この下落は、ドイツ財務省が予算上の制約からウクライナへのさらなる軍事援助申請を承認しないとの報道を受けたもの。
投資家は今週、ユーロ圏のインフレ率やPMI、米国のPMIや週間失業保険申請件数など、重要な経済指標を控えている。
発表が予定されているFRBの7月政策決定会合議事録も大いに期待されている。バンク・オブ・アメリカのアナリストは、パウエル議長が7月の連邦公開市場委員会(FOMC)でのメッセージを維持する可能性を示唆し、委員会が緩和を実施する可能性がある時点に近づいていることを示している。
企業別のニュースでは、フィンランドの鉱山機械メーカー、メッツォ(OTC:MXTOF)が、思惑的な報道を受け、サンドビックの鉱山機械部門との合併計画は現在ないと述べたため、当初は上げ幅を縮小したものの、この日は3.7%高で取引を終えた。
さらに、英国の住宅メーカー、バラットとレドローの株価はそれぞれ3.4%、4.5%上昇した。
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