ダラス - 石油・ガス生産会社マタドール・リソーシズ・カンパニー（NYSE:MTDR）の株価が2.4%上昇した。同社の第3四半期決算が、収益は予想を下回ったものの、アナリストの予想を上回る結果となった。
同社の当四半期の調整後1株当たり利益は1.89ドルで、コンセンサス予想の1.67ドルを上回った。しかし、収益は7億7,020万ドルで、アナリストの予想8億4,281万ドルを下回った。
マタドールの石油・天然ガス生産量は第3四半期に過去最高を記録し、1日平均171,480バレル（石油換算）に達した。これは前年同期比27%の増加となる。
マタドールの創業者で会長兼CEOのジョセフ・Wm・フォランは次のように述べた。「マタドールの2024年第3四半期は、過去最高の生産量を記録し、また当社最大の買収を完了するなど、当社の歴史の中で最高の四半期の一つとなりました。」
同社は9月に完了したAmeredevの資産買収について強調し、すでに期待を上回る結果を出していると述べた。買収した資産からの生産量は、クロージング後、1日平均31,500バレル（石油換算）に達した。
マタドールは2024年通期の生産量ガイダンスを引き上げ、石油換算の総生産量を1日当たり167,500から172,500バレルと予想している。これは以前の見通しである1日当たり158,500から163,500バレルから上方修正されたものだ。
また、同社は2024年の設備投資ガイダンスを5,000万ドル引き上げ、13億5,000万ドルから16億ドルの範囲に修正した。これは新たに取得した資産での井戸の完成を加速させるためだとしている。
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