40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

ティア Research Memo(5):葬儀価格の完全開示化と独自の人財教育システムを導入

発行済 2016-06-09 16:21
更新済 2016-06-09 16:33
ティア Research Memo(5):葬儀価格の完全開示化と独自の人財教育システムを導入
2485
-
■事業概要 (4)特徴・強み ティア (T:2485)の最大の特徴は、「葬儀価格の完全開示化」と「適正な葬儀費用の提示」を行い、旧来の葬儀社の慣習を打ち破ったことにある。
このため、葬儀単価についても全国平均が140万円台であるのに対して、同社は110万円前後と業界平均を下回る価格でサービス提供を行っている。
なお、2015年9月期以降、同社の単価が下落しているが、このうち2015年9月期については送迎バス費用の計上方法を変更したことが主因となっている(従来、葬儀費用の中に含めていたが、委託手数料分のみを費用計上)。
また、2016年9月期第2四半期累計では主に祭壇単価の下落で前年同期比1.3%の下落となっている。
出店戦略ではドミナント出店による多店舗展開を進めており、将来的には全国展開、少なくとも主要都市部で「ティア」ブランドの出店を目指している。
また、社長自らが年150本を超える講演活動を行っているほか、テレビ・雑誌などのインタビューにも応じるなど、積極的な広報活動を行っていることも特徴の1つと言えよう。
同社の強みとしては、他社に真似のできない人財教育システムが挙げられる。
「ティアアカデミー」と呼ばれる人財教育システムでは、新卒入社の新人社員は入社後3ヶ月間、中途入社の社員でも1~2ヶ月間は葬祭・宗教知識、葬儀施行技術などの専門分野に加え、徳育的観点から「命」や「心」に関しての教育を実施している。
現場配属後も3ヶ月に1度は社長セミナーの受講を義務付けており、葬祭業である前に「究極のサービス業」であること、「遺族に対して最高のおもてなし」をし、感動を与えられる社員になれるよう心の教育を行うなど、実践的な育成メニューを組んでいる。
また、客観的な判断基準として社内検定試験を等級別に実施し、7段階に分けて評価することにより、個々の社員の能力を把握できるようにしている。
こうした人財教育システムが同社の質の高いサービスを作り上げており、競争力を支える源泉となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます