■業績見通し
(2) 2017年6月期の考え方
弊社では、ボルテージ (T:3639)が2017年6月期においても増収増益トレンドを維持できるとみている。
そう考える理由は、日本語版恋愛ドラマアプリにおいては、既にヒット作やヒット可能性の高い策がそろっていてベース収益を確保できると期待されることと、営業利益面で今後の改善が期待される英語版恋愛ドラマアプリ及びサスペンスアプリについては、前述のように日本語版恋愛ドラマアプリとは異なるかたちでの取り組みが用意されていることが明確に読み取れることだ。
2017年6月期においても、日本語版恋愛ドラマアプリの『ダウト』、『恋乱』、『ラブスク』には引き続き注目が集まる。
これらは利益面での貢献にも期待が大きい。
英語版アプリではL10Nの売上に『Curses』やDRAGONシリーズがどの程度上乗せできるかが重要になるだろう。
売上高の絶対額がまだ小さいうえに本格的な広告出稿の開始も予定しているため、利益面では2017年6月期の黒字化は難しいとみているが、損失縮小の方向にはある。
サスペンスアプリも同様だ。
前述のように同社は売上確保と広告費用投下に関して非常にバランスの取れた経営判断ができる企業であり、増収が確保できれば利益面でも増益を確保できるものと弊社では期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
そう考える理由は、日本語版恋愛ドラマアプリにおいては、既にヒット作やヒット可能性の高い策がそろっていてベース収益を確保できると期待されることと、営業利益面で今後の改善が期待される英語版恋愛ドラマアプリ及びサスペンスアプリについては、前述のように日本語版恋愛ドラマアプリとは異なるかたちでの取り組みが用意されていることが明確に読み取れることだ。
2017年6月期においても、日本語版恋愛ドラマアプリの『ダウト』、『恋乱』、『ラブスク』には引き続き注目が集まる。
これらは利益面での貢献にも期待が大きい。
英語版アプリではL10Nの売上に『Curses』やDRAGONシリーズがどの程度上乗せできるかが重要になるだろう。
売上高の絶対額がまだ小さいうえに本格的な広告出稿の開始も予定しているため、利益面では2017年6月期の黒字化は難しいとみているが、損失縮小の方向にはある。
サスペンスアプリも同様だ。
前述のように同社は売上確保と広告費用投下に関して非常にバランスの取れた経営判断ができる企業であり、増収が確保できれば利益面でも増益を確保できるものと弊社では期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)