(IFO経済研の訂正により、第4段落目の「化学・自動車産業の35%」を「化学産業の約8.4%、自動車産業の22.5%」に訂正します。)
[ベルリン 24日 ロイター] - 独IFO経済研究所が24日公表した調査結果によると、銀行から新規融資を受ける際に問題を抱えているドイツ企業は24.3%と、2017年以降で最高となった。
高インフレやエネルギー供給に対する懸念が背景。
IFOの調査主幹のクラウス・ボールラーベ氏は「厳しい経済環境で銀行が慎重になっている。新規融資がなければ、一部の企業は経済的な生き残りが難しくなる恐れがある」と述べた。
業種別ではサービス業の28.8%、製造業では化学産業の約8.4%、自動車産業の22.5%(訂正)、小売業では15%の企業が問題を抱えている。
銀行融資への依存度が高い小規模事業者と自営業者が特に大きな影響を受けているという。