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ローン担保証券の残高増加 リスク拡大、金融庁が調査 新たな規制も

発行済 2019-04-04 15:07

 国内金融機関が保有する「ローン担保証券(CLO)」と呼ばれる海外の金融商品の残高が増加している。低格付け企業への融資をまとめ証券化したもので、リーマン・ショックのきっかけとなった信用力の低い個人向け住宅ローン(サブプライムローン)との類似性も指摘される。金融庁は景気悪化時に不良債権化するリスクがあるとして、保有状況の調査に乗り出した。4月からは新たな規制も導入し、市場の過熱を抑える方針だ。

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