[ロンドン 11日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチの11日付のリポートによると、9日までの1週間で現金と米債に資金が流入した。
EPFRのデータを引用したリポートによると、現金ファンドには205億ドルが流入。米債には44億ドルが流入した。米債への資金流入額は今年2060億ドルと過去最高が見込まれている。
債券全体では69億ドルの資金が流入。株式への資金流入は15億ドルだった。金ファンドからは合計7億ドルが流出した。
ハイ・イールド債からの資金流出額は過去12週間で最大だった。新興国債券からの流出額も12億ドルと過去6週間で最大となった。
一方、ヘルスケア株は14億ドルの資金流入を記録。4月以降で最大だった。
市場心理の指標であるブル・ベア指数は4.1と前週から変わらず。ヘッジファンドのポジションは2022年12月以降で最も強気だったが、ロングオンリーは依然として弱気という。