■富山第一工場などは操業を継続する方向とされ地元に安心感
富山第一銀行<7184>(東証プライム)は11月28日、2日続けて大幅高となり、取引開始後に16%高の584円(80円高)まで上げる場面を見せて一段と上値を追っている。日医工<4541>(東証プライム)が25日に再び金融機関などと債権者会議を開き、5月に申請した「事業再生ADR」が成立する見込みになったと伝えられ、買い材料になっているようだ。25日は個人投資家の買い増しが伝えられたことも手伝いストップ高だった。
幾つかの報道を総合すると、日医工の事業再生ADRによる再建については12月下旬の最終合意を目指し、北海道と愛知県の工場2か所は売却する方向だが、富山第一工場、埼玉工場などは操業を継続する方向とされる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)