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ジェットスター労組がスト突入、代替要員確保で初日は欠航なし

発行済 2023-12-22 09:34
更新済 2023-12-22 09:36
© Reuters.  12月22日、格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)の労働組合は、同日から来年1月7日まで一部の組合員によるストライキに入った。写真はシドニーの

© Reuters.  12月22日、格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)の労働組合は、同日から来年1月7日まで一部の組合員によるストライキに入った。写真はシドニーの空港から離陸するジェットスター機。2020年3月撮影(2023年 ロイター/Loren Elliott)

[東京 22日 ロイター] - 格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)の労働組合は22日、同日から来年1月7日まで一部の組合員によるストライキに入った。未払い賃金支払いなどを巡る会社側との交渉が決裂したため。ただ、同社は初日は代替要員が確保できたため欠航はないと明らかにした。

労組によると、初日は機長3人と副操縦士1人がストを実施。国内線9便、国際線1便の最大計10便が欠航になる可能性があった。現時点でパイロットと客室乗務員の計60人がすでにスト参加を表明している。大手航空会社に比べ、同社は交代要員の数が少ない。交渉が進展しなければ、帰省などで需要の高まる年末年始に欠航が生じる可能性がある。

労組側は、会社側の「コンプライアンス(法令順守)の問題でもある。法令順守のできない会社に安全文化は根付かない。このままでは事故につながる懸念がある」と説明し、乗客に理解を求めた。

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