仮想通貨データ調査企業「Cryptocompare」の調査で、国内大手取引所bitFlyerが最高のAA評価で世界4位に、同じくAA評価のLiquidが世界5位ランクインしたことが判明した。
1位は評価点60.3ポイントの米コインベースが獲得した。
7つのカテゴリーに基づき、独自基準で評価点を算出している。
バイナンスはA評価で8位。
BITPointは12位、bitbankは16位、コインチェックは18位、 Zaifは19位の順となっている。
クリプトコンペアは英国で仮想通貨データの分析、提供を行う企業で、NasdaqやビットコインETF申請のVanEck社などと、仮想通貨先物取引のデータ提供でも提携を行なっている。
判断基準とビットライセンスの重要性CryptoCompareはベンチマークの格付け方法を7の基準を元に、判断を行なった。
• 地域の金融規制環境• 法的登録ステータス、KYC/AMLの整備• 出資の背景• 主要人材のキャリア• 注文板などの取引所システムの構築• 取引における監視システム• 各取引所における市場流動性や安定性、水増しの有無など注目すべきは、金融規制環境や、法的登録ステータスといった基準面だ。
上位10の取引所は米国5社、日本2社、韓国1社、イギリス1社、マルタ1社で構成されている点だ。
金融規制が最も厳しい水準の米国や日本、韓国は、上位に反映されやすい。
トップ10の中で、最も取得困難とされる「NYビットライセンス」を持つ取引所は計5社、米大手CoinbaseやGeminiのみならず、日本発のbitFlyerもその資格を有している。
なお、bitFlyerは、「法的登録ステータス、KYC/AMLの整備」の項目において、満点の10.0を取得した。
(記事提供:コインポスト)CoinPost(コインポスト)は、日本最大級の仮想通貨・ブロックチェーン総合情報メディアサイトです。
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