[ワシントン 18日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は18日、カリフォルニア州で今月起きたテスラ車の衝突事故を巡る調査を開始したと発表した。この事故では3人が死亡しており、同社の運転支援システムが原因の可能性がある。
同州ニューポートビーチで先週、テスラの2022年型「モデルS」が建築機材に衝突する事故が発生。NHTSAはこれを含め、16年以降、「オートパイロット」などの運転支援システムが使用されていたとみられるテスラ車が絡む35件の事故について調査している。
調査では直近の事故の3人を含めて計14人の死亡が報告されている。
ニューポートビーチ警察は18日、衝突した際にテスラ車でオートパイロット機能が使用されていたかどうか引き続き捜査中だとして言及を避けた。
テスラはウェブサイトで、オートパイロットは車両の自動操舵・加速・ブレーキ機能で運転を支援するが、「運転手の監視が必要で、車両を自動走行化するものではない」としている。