「ロンドン/ニューヨーク 14日 ロイター] - 連邦準備理事会(FRB)が14─15日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の大幅利上げを実施するとの見方が、金融市場で急速に拡大している。
CMEフェドウォッチによると、市場が予想する75bp利上げの確率は14日には89%に上昇した。1週間前にはわずか3.9%だった。一方50bp利上げの確率は、1週間前はほぼ完全に織り込んでいたが、この日は11%にまで低下した。
市場では、1994年以来最大となる75bpsの利上げは、特にテクノロジー株に悪影響を及ぼし、新型コロナウイルス禍からの景気回復を危うくするとの懸念が浮上。株式・債券ともに大きく売られる展開となっている。