以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株道氏(ブログ「株道−人に教えたくない私の相場帳−」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
---- ※2016年4月4日22時に執筆 1日の日銀短観の悪化を嫌気した594円安が海外投資家の見る景気後退のシグナルというならば、消費増税の延期決定で長期的な買い戻しに転じなければ景気浮揚の好材料を無視することになります。
予想として、日銀金融決定会合(追加緩和)が4/28、伊勢志摩サミット(財政出動)が5/26-27、消費増税の見送り(円安・景気高揚)が4-5月。
日経平均の直近高値は17,300円を超えておらず、執筆時点で市場はまだこれらの好材料を一つも評価していないことになります。
つまり、下落しても、公的保険の掛けられた、逆張りの買い場探しという見方です。
RSIは25.2、MACDは売り転換、5日移動平均線と25日移動平均線もデッドクロス。
探せば売り材料はあるのですが、この地合いでのテクニカル指標の下落示唆は、私はあまり参考にしていません(自己責任でお願いします)。
こういう局面で最も大切なことは、損失を大きくしないことです。
売買よりもキャッシュ比率に重きを置けば、必然的に必要な売買だけが見えてきます。
日経平均の日足の一目均衡表を確認しましょう。
一目均衡表の下限を意識した展開です。
持ち合い下放れで弱い基調なのですが、この水準は今年2月下旬にも日柄も充分にもみ合っており、逆三尊底の可能性が高く、16,000円前後は自ずと強い下限となりやすいです。
逆にその強い節目を割れば、ロスカットの売りが加速し易いので、総悲観ムードが一気に漂うと思われます。
強気であっても株に絶対はないからこそ、生き残るためのキャッシュ比率の確保なのです。
今週(4月4日~8日)は不安に煽られ個人投資家は売り越しとなりそうです。
一転、海外投資家が来週(4月11日~15日)にかけて買い越していたら、需給面からも面白い展開になります。
まずは14日(木)に公示される4月第一週の部門別売買動向に注目です。
代表的なメールのご質問にお答えします。
質問: 「株道さんの買っている銘柄をブログで取り上げて、その購入理由や売買タイミングを知りたいのですが?」 回答: 良くも悪くもブログが有名になり、個別銘柄については影響力がありますので、銘柄を公表すれば、読者もろともプロの売り崩しの標的になると思われます。
また、「過去に保有した銘柄でも良いので・・」というリクエストもあるのですが、私の場合、銘柄を決めると、動きに規則性がなくなるまでは同銘柄を繰り返し売買しますので、結果、お知らせする銘柄は使えない銘柄を紹介することになり、そこに意味を見出せません。
過去の参考事例として、つまり、銘柄仕込みの考え方の事例として、登録銘柄から外したものならお伝えできるかなと思います。
この銘柄はまだ規則性は維持しているのですが、私のクリーンアップからは外しました(銘柄入れ替え)ので、取り上げてみます。
(T:4343)イオンファンタジー 日足チャートを確認すると、4月に上がりやすく8月に売られやすい特性と2012年以降は1960-2260円のレンジで動く規則性がありました。
近年はアジアでの出店攻勢がめざましく、中国では子供と老人の遊技場と化していると聞きます。
10~15%ほどのサヤ取りに過ぎませんが、比較的値動きの読みやすい銘柄で繰り返し利益を上げるには最適でした。
「銘柄選びで株は勝てない」というのが私の持論ですが、あえて「銘柄」と言うなら、こういった地味でも何度も稼げる銘柄を複数見つけることが資産形成に繋がると思います。
+10%を5回繰り返せば、株価は1.6倍です。
---- 執筆者名:株道 ブログ名:株道−人に教えたくない私の相場帳−
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
---- ※2016年4月4日22時に執筆 1日の日銀短観の悪化を嫌気した594円安が海外投資家の見る景気後退のシグナルというならば、消費増税の延期決定で長期的な買い戻しに転じなければ景気浮揚の好材料を無視することになります。
予想として、日銀金融決定会合(追加緩和)が4/28、伊勢志摩サミット(財政出動)が5/26-27、消費増税の見送り(円安・景気高揚)が4-5月。
日経平均の直近高値は17,300円を超えておらず、執筆時点で市場はまだこれらの好材料を一つも評価していないことになります。
つまり、下落しても、公的保険の掛けられた、逆張りの買い場探しという見方です。
RSIは25.2、MACDは売り転換、5日移動平均線と25日移動平均線もデッドクロス。
探せば売り材料はあるのですが、この地合いでのテクニカル指標の下落示唆は、私はあまり参考にしていません(自己責任でお願いします)。
こういう局面で最も大切なことは、損失を大きくしないことです。
売買よりもキャッシュ比率に重きを置けば、必然的に必要な売買だけが見えてきます。
日経平均の日足の一目均衡表を確認しましょう。
一目均衡表の下限を意識した展開です。
持ち合い下放れで弱い基調なのですが、この水準は今年2月下旬にも日柄も充分にもみ合っており、逆三尊底の可能性が高く、16,000円前後は自ずと強い下限となりやすいです。
逆にその強い節目を割れば、ロスカットの売りが加速し易いので、総悲観ムードが一気に漂うと思われます。
強気であっても株に絶対はないからこそ、生き残るためのキャッシュ比率の確保なのです。
今週(4月4日~8日)は不安に煽られ個人投資家は売り越しとなりそうです。
一転、海外投資家が来週(4月11日~15日)にかけて買い越していたら、需給面からも面白い展開になります。
まずは14日(木)に公示される4月第一週の部門別売買動向に注目です。
代表的なメールのご質問にお答えします。
質問: 「株道さんの買っている銘柄をブログで取り上げて、その購入理由や売買タイミングを知りたいのですが?」 回答: 良くも悪くもブログが有名になり、個別銘柄については影響力がありますので、銘柄を公表すれば、読者もろともプロの売り崩しの標的になると思われます。
また、「過去に保有した銘柄でも良いので・・」というリクエストもあるのですが、私の場合、銘柄を決めると、動きに規則性がなくなるまでは同銘柄を繰り返し売買しますので、結果、お知らせする銘柄は使えない銘柄を紹介することになり、そこに意味を見出せません。
過去の参考事例として、つまり、銘柄仕込みの考え方の事例として、登録銘柄から外したものならお伝えできるかなと思います。
この銘柄はまだ規則性は維持しているのですが、私のクリーンアップからは外しました(銘柄入れ替え)ので、取り上げてみます。
(T:4343)イオンファンタジー 日足チャートを確認すると、4月に上がりやすく8月に売られやすい特性と2012年以降は1960-2260円のレンジで動く規則性がありました。
近年はアジアでの出店攻勢がめざましく、中国では子供と老人の遊技場と化していると聞きます。
10~15%ほどのサヤ取りに過ぎませんが、比較的値動きの読みやすい銘柄で繰り返し利益を上げるには最適でした。
「銘柄選びで株は勝てない」というのが私の持論ですが、あえて「銘柄」と言うなら、こういった地味でも何度も稼げる銘柄を複数見つけることが資産形成に繋がると思います。
+10%を5回繰り返せば、株価は1.6倍です。
---- 執筆者名:株道 ブログ名:株道−人に教えたくない私の相場帳−