こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
4/11付の「DailyOutlook」では、再生可能エネルギー関連銘柄について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『国際エネルギー機関(IEA)は、世界発電量に占める再生可能エネルギー(資源が枯渇しないエネルギー。
以下、再生エネ)比率が2016年の24%から2040年に40%へ高まると予測している(WorldEnergyOutlook2017)』と伝えています。
続けて、日本の発電量に占める再生エネ比率はカナダや欧州勢と比較して低水準にあることを挙げ、『政府は再生エネ比率を2016年度の15%(速報値)から2030年度に22~24%とする計画である。
計画達成に向け政府は幾つかの現行制度を改める方針だ。
現状の送電線への電力系統接続ルールは接続契約申し込み順で、火力など従来からある電源が優先されやすい。
これに柔軟性を持たせ、再生エネをつなぎやすくする(日本版コネクト&マネージ)。
また、日本の再生エネは太陽光発電に偏りがちである。
そこで、洋上風力発電で海域の利用ルールを定めた新法の策定や、地熱発電で事業化の期間短縮を後押しするなど電源の多様化を急ぐ考えだ』と分析しています。
さらに、『二酸化炭素を出さない脱炭素社会を目指す世界の潮流から遅れをとらないためにも、現状は火力発電に大きく依存しているエネルギー戦略からの転換を図るためにも、日本の再生エネ比率引き上げが求められる』とまとめています。
最後にレポートでは、『主な再生可能エネルギー関連銘柄』を紹介しています。
具体的にはソフトバンクG (T:9984)や安川電 (T:6506)、三菱マ (T:5711)など全8銘柄が挙げられていますので、詳しくは4/11付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜