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ウクライナ、子どもの強制移送を捜査 ロシア大量虐殺認定に向け

発行済 2022-06-03 18:49
更新済 2022-06-03 18:55
© Reuters.  6月3日、 ウウクライナのベネディクトワ検事総長(写真)は、ロシアをジェノサイド(民族大量虐殺)の罪に問うために、子どもをロシアに連れ去った可能性について捜査していると明

[ハーグ 3日 ロイター] - ウクライナのベネディクトワ検事総長は、ロシアをジェノサイド(民族大量虐殺)の罪に問うために、子どもをロシアに連れ去った可能性について捜査していると明らかにした。

© Reuters.  6月3日、 ウウクライナのベネディクトワ検事総長(写真)は、ロシアをジェノサイド(民族大量虐殺)の罪に問うために、子どもをロシアに連れ去った可能性について捜査していると明らかにした。ハーグで5月31日撮影(2022年 ロイター/Eva Plevier)

国際人道法は紛争中の強制的な集団移送を戦争犯罪としており、「子どもの強制移送」は戦争犯罪で最も重いジェノサイドに該当する。

ベネディクトワ氏は、2月24日の侵攻開始以降ウクライナのさまざまな地域で住民をロシアへ強制的に移送する事例が20以上あったと述べた。連れ去られた具体的な人数は明らかにしなかった。

ジェノサイドを立証するための捜査は、ウクライナ北部や南部ミコライウ、へルソンなどの地域が対象になっているとした。しかし戦闘によって証拠の収集が困難になっていると指摘した。

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