こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
松永さんのブログ「松永総研」では、まず原油生産高の減少について、エルシャララ油田の停止と不可抗力条項の発動を挙げています。
『リビアでは、カダフィー独裁政権が崩壊したことにより、中央政府と地方政府という2つの政府が対立し、それに反政府勢力も加わって三つ巴の抗争を続けております』とのことで、『リビア国営石油会社は10日、同国内最大のエルシャララ油田が民兵に占拠されたことを受けて、同油田からの石油輸出に対して不可抗力条項の発動を宣言しました』と伝えています。
また、原油生産高に対しては、『リビアのエルシャララ油田とエルフィール油田の合計で日量38万8000バレルもの原油生産が停止し』たことに加えて、『カナダ・アルバータ州が日量32万5000バレルの減産を表明しました。
そして、OPECプラスが日量120万バレルの協調減産合意を表明しました』と伝えています。
それらを合わせて、『原油生産高の減少は、OPECプラスとカナダとリビアの合計で日量191万3000バレルに達する計算となるだけに、原油価格が上昇に転じるのも時間の問題かもしれません』と分析しています。
そして、米週間石油在庫の増加については、『製油所稼働率も夏場に記録した今年の最高値まであと2.6%にまで迫っており、冬の暖房用燃料需要もかなり高まってきただけに、米原油在庫の増加ペースがしばらく続きそうです』との見解を示しています。
原油市場で買い場を探してみるのも一考かもしれません。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の12月11日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
松永さんのブログ「松永総研」では、まず原油生産高の減少について、エルシャララ油田の停止と不可抗力条項の発動を挙げています。
『リビアでは、カダフィー独裁政権が崩壊したことにより、中央政府と地方政府という2つの政府が対立し、それに反政府勢力も加わって三つ巴の抗争を続けております』とのことで、『リビア国営石油会社は10日、同国内最大のエルシャララ油田が民兵に占拠されたことを受けて、同油田からの石油輸出に対して不可抗力条項の発動を宣言しました』と伝えています。
また、原油生産高に対しては、『リビアのエルシャララ油田とエルフィール油田の合計で日量38万8000バレルもの原油生産が停止し』たことに加えて、『カナダ・アルバータ州が日量32万5000バレルの減産を表明しました。
そして、OPECプラスが日量120万バレルの協調減産合意を表明しました』と伝えています。
それらを合わせて、『原油生産高の減少は、OPECプラスとカナダとリビアの合計で日量191万3000バレルに達する計算となるだけに、原油価格が上昇に転じるのも時間の問題かもしれません』と分析しています。
そして、米週間石油在庫の増加については、『製油所稼働率も夏場に記録した今年の最高値まであと2.6%にまで迫っており、冬の暖房用燃料需要もかなり高まってきただけに、米原油在庫の増加ペースがしばらく続きそうです』との見解を示しています。
原油市場で買い場を探してみるのも一考かもしれません。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の12月11日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子