[20日 ロイター] - サッカーの元ドイツ代表でワールドカップ(W杯)優勝メンバーのMFサミ・ケディラ(34)が、今季限りで現役を引退することを明らかにした。
ケディラはツイッターで「土曜(22日)の試合後、別れを告げる時が来る」とコメント。現在ヘルタに所属するケディラは22日に行われる同国1部ブンデスリーガのホッフェンハイム戦が最後の試合になる。
ケディラは「素晴らしい瞬間の数々を経験する機会を得たことを誇りに思う。全てのファン、チームメート、コーチ、そしてもちろん家族・友人に感謝する」と語った。
シュツットガルトでキャリアをスタートさせたケディラは、2006─07シーズンにリーグ優勝に貢献。その後、レアル・マドリード(スペイン)に移籍すると、同クラブでもリーグ、欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験した。
そして2015年にユベントス(イタリア)に移籍し、リーグタイトルを5つ獲得。ヘルタには3カ月前に加入していた。
また、ドイツ代表では77試合に出場して7得点を記録し、14年W杯では優勝メンバーになった。
ケディラは19日の会見では「かなり難しいステップで、自分でも話すのが大変だが、正しい決断。自分に何ができて、何ができないのか、正直に判断しなければいけない」と話していた。