[ベンガルール 6日 ロイター] - インド自動車販売店協会連合(FADA)が6日発表した1月の国内自動車小売販売は前年比14%増の180万台だった。
中国工場の操業再開が自動車の供給拡大に寄与する見通しという。
1月の乗用車販売は前年比22%増。新型コロナウイルス流行前の2020年との比較でも8%増えた。受注が健全な水準で供給も改善した。
二輪車の販売は前年比10%増。20年1月との比較では13%減少した。農村部の販売が低迷した。
エントリーレベルの車両の需要が伸び悩んでいるが、予算案で所得税のルールが変更されたことが需要喚起につながる可能性があるという。
三輪車の販売は59%増と引き続き好調。新型コロナ流行前の水準に近づいている。商用需要に加え、公共輸送向けの電気自動車(EV)補助金が寄与した。