21日の日本株市場は買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。
20日のNY市場ではトランプ次期政権への政策期待から金融株が選好され、終日堅調推移となり、NYダウは2万ドル大台に迫っている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の19540円となり、この流れを受けて年初来高値は更新してこよう。
買い一巡後は強弱感が対立しやすい。
昨日の日銀の金融政策決定会合、その後の黒田総裁会見を受けた為替相場の動向が手掛かり材料になるとみていた。
黒田総裁は、「円安が今の時点で行き過ぎとか弊害あるとの見通しない」との発言も伝わっており、円安基調が強まるかが注目される。
ただ、足元では1ドル117円80銭台での推移となり、期待された120円へのバイアスは感じられない。
海外勢のフローは限られるものの、それ故に小さなエネルギーでも指数を押し上げる需給状況ではあるが、年末に向けたポジション調整も意識されやすい。
もっとも、好循環相場は続いており、材料株での掉尾の一振(とうびのいっしん)を狙った短期売買が中心になりやすいところではある。
出遅れ中小型株へのシフトを意識しておきたい。
20日のNY市場ではトランプ次期政権への政策期待から金融株が選好され、終日堅調推移となり、NYダウは2万ドル大台に迫っている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の19540円となり、この流れを受けて年初来高値は更新してこよう。
買い一巡後は強弱感が対立しやすい。
昨日の日銀の金融政策決定会合、その後の黒田総裁会見を受けた為替相場の動向が手掛かり材料になるとみていた。
黒田総裁は、「円安が今の時点で行き過ぎとか弊害あるとの見通しない」との発言も伝わっており、円安基調が強まるかが注目される。
ただ、足元では1ドル117円80銭台での推移となり、期待された120円へのバイアスは感じられない。
海外勢のフローは限られるものの、それ故に小さなエネルギーでも指数を押し上げる需給状況ではあるが、年末に向けたポジション調整も意識されやすい。
もっとも、好循環相場は続いており、材料株での掉尾の一振(とうびのいっしん)を狙った短期売買が中心になりやすいところではある。
出遅れ中小型株へのシフトを意識しておきたい。