■NY株式:ダウは129ドル高、英国民投票への懸念後退
NYダウ ナスダック
終値 :17804.87 終値 :4837.21
前日比:+129.71 前日比:+36.88
始値 :17736.87 始値 :4856.69
高値 :17946.36 高値 :4882.15
安値 :17736.87 安値 :4834.52
20日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は129.71ドル高の17804.87、ナスダックは36.88ポイント高の4837.21で取引を終了した。
英国の欧州連合(EU)離脱を巡る最新の世論調査で残留支持が優勢となった事を好感して、アジア・欧州株が全面高となった流れを受け、米国株も連れ高となった。
主要経済指標の発表が無いなか、原油相場の上昇が好感され、終日堅調推移となった。
ダウは一時270ドルを超す上昇となった。
セクター別では、自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で公益事業や食品・生活必需品小売が下落した。
原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やチェサピーク・エナジー(CHK)などエネルギー関連会社が堅調推移。
口コミサイトのイェルプ(YELP)はドイツ銀行による投資判断引き上げを受け、上昇。
航空機メーカーのボーイング(BA)はロシア貨物会社と40億ドル規模のジャンボジェット機受注契約で合意間近と報じられ、買われた。
一方で、医療保険のシグナ(CI)は同業アンセム(ANTM)による買収に当局が懸念を示していることが明らかとなり、下落した。
21-22日にかけてイエレンFRB議長が上下両院で議会証言を行う。
先日のFOMCを受けて年内利上げの可能性が大きく後退するなか、年内の利上げを1回と予想する当局者も増えており、今後の利上げ方針に対してどのような見方を示すかが注目される。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドルは104円割れ、英国民投票に向けた警戒感が存続 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円65銭から103円79銭まで下落し、103円95銭で引けた。
英国の欧州連合(EU)離脱に関する世論調査でEU残留支持が再び優勢になったことを好感して、一時リスク回避の円買いは一服した。
しかし、英国のEU離脱懸念を完全に払しょくすることはできず、引けにかけ円買いが強まった。
米利上げペースは大幅に鈍化するとの懸念もドルの上値を抑えたようだ。
ユーロ・ドルは、1.1357ドルまで上昇後、1.1302ドルへ下落し、1.1313ドルで引けた。
英国のEU離脱懸念は後退しユーロ買いが強まったが、ユーロ・円に絡んだユーロ売りが観測された。
ユーロ・円は、118円65銭から117円35銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.4583ドルから1.4720ドルまで上昇。
英国のEU離脱懸念が後退しポンド買いが強まった。
ドル・スイスは、0.9582フランから0.9633フランへ上昇した。
安全通貨としてのフラン買いが後退した。
■NY原油:続伸、英EU離脱問題への懸念後退で買いが優勢に NY原油は続伸(NYMEX原油7月限終値:49.37↑1.39)。
48.94ドルから取引を開始し、取引終了間際に49.42ドルまで上昇した。
英国のEU離脱懸念が後退し、アジア、欧米の株は上昇。
為替市場では、ドルが軟化したことでドル建てで取引される原油をはじめコモディティは総じて上昇した。
ただ、23日の英国民投票の結果を確認しないことには、買いは続かないとの公算が大きい。
供給が一段と減少しない限り、原油価格を押し上げるような展開とはならないとの見方。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.54ドル +0.140ドル(+1.04%) モルガン・スタンレー(MS) 25.90ドル +0.590ドル(+2.33%) ゴールドマン・サックス(GS)147.75ドル +2.110ドル(+1.45%) インテル(INTC) 32.17ドル +0.410ドル(+1.29%) アップル(AAPL) 95.10ドル -0.230ドル(-0.24%) アルファベット(GOOG) 706.13ドル +1.880ドル(+0.27%) フェイスブック(FB) 113.37ドル +0.350ドル(+0.31%) キャタピラー(CAT) 76.43ドル +0.520ドル(+0.69%) アルコア(AA) 9.76ドル +0.185ドル(+1.93%) ウォルマート(WMT) 71.10ドル +0.150ドル(+0.21%) スプリント(S) 3.86ドル +0.150ドル(+4.04%)
ダウ平均は129.71ドル高の17804.87、ナスダックは36.88ポイント高の4837.21で取引を終了した。
英国の欧州連合(EU)離脱を巡る最新の世論調査で残留支持が優勢となった事を好感して、アジア・欧州株が全面高となった流れを受け、米国株も連れ高となった。
主要経済指標の発表が無いなか、原油相場の上昇が好感され、終日堅調推移となった。
ダウは一時270ドルを超す上昇となった。
セクター別では、自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で公益事業や食品・生活必需品小売が下落した。
原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やチェサピーク・エナジー(CHK)などエネルギー関連会社が堅調推移。
口コミサイトのイェルプ(YELP)はドイツ銀行による投資判断引き上げを受け、上昇。
航空機メーカーのボーイング(BA)はロシア貨物会社と40億ドル規模のジャンボジェット機受注契約で合意間近と報じられ、買われた。
一方で、医療保険のシグナ(CI)は同業アンセム(ANTM)による買収に当局が懸念を示していることが明らかとなり、下落した。
21-22日にかけてイエレンFRB議長が上下両院で議会証言を行う。
先日のFOMCを受けて年内利上げの可能性が大きく後退するなか、年内の利上げを1回と予想する当局者も増えており、今後の利上げ方針に対してどのような見方を示すかが注目される。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドルは104円割れ、英国民投票に向けた警戒感が存続 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円65銭から103円79銭まで下落し、103円95銭で引けた。
英国の欧州連合(EU)離脱に関する世論調査でEU残留支持が再び優勢になったことを好感して、一時リスク回避の円買いは一服した。
しかし、英国のEU離脱懸念を完全に払しょくすることはできず、引けにかけ円買いが強まった。
米利上げペースは大幅に鈍化するとの懸念もドルの上値を抑えたようだ。
ユーロ・ドルは、1.1357ドルまで上昇後、1.1302ドルへ下落し、1.1313ドルで引けた。
英国のEU離脱懸念は後退しユーロ買いが強まったが、ユーロ・円に絡んだユーロ売りが観測された。
ユーロ・円は、118円65銭から117円35銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.4583ドルから1.4720ドルまで上昇。
英国のEU離脱懸念が後退しポンド買いが強まった。
ドル・スイスは、0.9582フランから0.9633フランへ上昇した。
安全通貨としてのフラン買いが後退した。
■NY原油:続伸、英EU離脱問題への懸念後退で買いが優勢に NY原油は続伸(NYMEX原油7月限終値:49.37↑1.39)。
48.94ドルから取引を開始し、取引終了間際に49.42ドルまで上昇した。
英国のEU離脱懸念が後退し、アジア、欧米の株は上昇。
為替市場では、ドルが軟化したことでドル建てで取引される原油をはじめコモディティは総じて上昇した。
ただ、23日の英国民投票の結果を確認しないことには、買いは続かないとの公算が大きい。
供給が一段と減少しない限り、原油価格を押し上げるような展開とはならないとの見方。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.54ドル +0.140ドル(+1.04%) モルガン・スタンレー(MS) 25.90ドル +0.590ドル(+2.33%) ゴールドマン・サックス(GS)147.75ドル +2.110ドル(+1.45%) インテル(INTC) 32.17ドル +0.410ドル(+1.29%) アップル(AAPL) 95.10ドル -0.230ドル(-0.24%) アルファベット(GOOG) 706.13ドル +1.880ドル(+0.27%) フェイスブック(FB) 113.37ドル +0.350ドル(+0.31%) キャタピラー(CAT) 76.43ドル +0.520ドル(+0.69%) アルコア(AA) 9.76ドル +0.185ドル(+1.93%) ウォルマート(WMT) 71.10ドル +0.150ドル(+0.21%) スプリント(S) 3.86ドル +0.150ドル(+4.04%)