11月1日のマザーズ先物は前日比7.0pt安の858.0ptと反落した。
なお、高値は860.0pt、安値は853.0pt、取引高は817枚。
本日のマザーズ先物は、外部環境の悪化を受けて反落となった。
前日の米国市場は、一部米メディアが「中国高官らは包括的で長期的な合意に疑問を呈している」と報じたことで先行き不透明感が高まり、主要3指数は揃って反落。
これを受けて為替が日本時間の早朝に一時1ドル=107円90銭台に突入するまでの円高水準になったこともあり、本日の日本市場は全面安商状で始まった。
マザーズ先物については上述した米株安要因によってナイトセッションの間に大きく落ち込んでいたことから、本日の日中取引に限ってみれば方向感の出にくい一日だったと言えよう。
寄り付き後、円高基調の一服や中国を中心としたアジア市場の堅調さが確認されてからは、投資家センチメントも改善し、個別物色も盛んになり、次第に下げ幅を縮める展開となった。
結局、前日の日中取引の終値比ではマイナスとなったが、本日の日中取引だけに限ってみれば終日を通して変わらずの水準となった。
売買代金上位では、連日のストップ高からの反動が続いた中村超硬 (T:6166)をはじめ、直近IPO銘柄であるジェイック (T:7073)、指数インパクトの大きいところでサンバイオ (T:4592)などが下落した。