[22日 ロイター] - テニスの全仏オープンに出場する選手たちは今年、SNS上の批判的メッセージを検閲するツールへの無料アクセスが可能になるという。大会主催者が22日、発表した。
フランス・テニス連盟(FFT)によると、選手たちに届く投稿を人工知能(AI)がリアルタイムで、0.2秒以下の早さで分析し、検閲するという。
FFTは今回の対策について、声明で「選手たちのメンタルヘルスをケアするための戦略の一環で、ネットいじめと戦うことを判断した」と説明している。
今回の技術は大会期間中だけでなく、大会終了から少なくとも1週間にわたり、FFTと全仏オープンの開催地ローランギャロスの全ての公式SNSアカウント、さらに希望する選手たちのアカウントを守るために使用されるという。