サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

東証がTOPIX算出方法見直し、「プライム」など3市場に再編で

発行済 2020-12-25 16:55
更新済 2020-12-25 20:36
© Reuters. TOPIX算出ルール、時価総額100億円未満銘柄を段階的除外=東証

[東京 25日 ロイター] - 東京証券取引所は25日、2022年4月4日の市場区分再編に伴い、TOPIX(東証株価指数)の算出ルール見直しを発表した。新たな市場区分に関係なく、同年4月1日時点の構成銘柄を継続してTOPIXに採用。一方、流通株式時価総額が100億円未満の銘柄は「段階的ウエイト低減銘柄」に指定し、22年10月末から25年1月末まで、四半期ごとに構成比率を徐々に下げる。

段階的ウエイト低減銘柄に指定された場合でも、その後の株価回復状況や売買回転率を踏まえ、再評価を23年10月に実施する。25年1月末までの移行期間における新規上場銘柄については、区分見直し後の最上位市場「プライム市場」に新規上場する銘柄のみをTOPIX構成銘柄とする。

東証は22年4月、現在の第1部、第2部、東証マザーズ、ジャスダックの4つで構成される市場区分を「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3市場に集約する。

体制移行後の定期的な入れ換え方法は、金融審議会の専門家部会が市場関係者の意見を広く聞いた上で決定する。同時に構成比率の上限(キャップ・ルール)も導入し、10%とする。東証の荒井啓祐・情報サービス部長は記者向け説明会で、「海外での指数利用を考えて、国際基準を意識して導入する」と語った。ただ、TOPIX構成銘柄の最大比率を占めるトヨタ自動車でも3%程度にとどまることから、市場全体に与える影響は限定的とみている。

東証は、継続採用となる流通株式時価総額100億円以上の銘柄のTOPIXに対するカバー率を99%以上と試算している。

© Reuters. TOPIX算出ルール、時価総額100億円未満銘柄を段階的除外=東証

*内容を追加しました。

(佐古田麻優、水野文也 編集:久保信博)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます