[北京/上海 9日 ロイター] - 中国の大手検索サイト百度(バイドゥ) (O:BIDU)は、人口知能(AI)を活用した新薬の発見や病気の診断を行うバイオテクノロジー分野のスタートアップへの出資について、投資家と協議している。関係筋が明らかにした。3年間で最大20億ドルの出資を受ける計画という。
計画ではバイドゥのAI技術を活用した腫瘍の早期発見や新薬の発見・開発に主に焦点を当てる。バイドゥが同社の経営権を握る可能性は低いという。
関係筋は社名は決まっておらず、バイドゥの創業者で会長のロビン・リー氏が個人的にプロジェクトに関与していると述べた。
バイドゥはコメントを控えた。