(15時30分現在)S&P500先物3,363.62(-6.38)ナスダック100先物11,096.00 (-30.00)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は50ドル安。
NY原油先物(WTI)は上げ渋り、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。
12日の取引で主要3指数は上昇。
ダウは反発し一時28000ドル台を回復したほか、S&P500種株価指数は過去最高値をわずかながら上回る場面もあった。
前週末に発表された雇用統計が予想外に底堅い内容となり、市場心理は改善。
この日はワクチン実用化への思惑が広がり、株買いを後押ししている。
ただ、トランプ政権の追加経済対策に関する与野党協議の難航や米中対立の激化が、買いを抑える場面もあった。
本日は調整が意識されやすい展開となろう。
トランプ政権の追加経済対策の規模をめぐる与野党協議は暗礁に乗り上げ、株買いを弱める要因に。
一方、米中対立の激化も警戒される。
トランプ政権はファーウェイなどの中国メーカーの製品やサービスを利用する企業と、米政府機関との契約を禁止。
両政府は15日、中国が「第1段階の合意」に沿って米国産品の購入拡大を履行しているか検証する予定で、関係悪化につながらないか懸念される。