ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋り、米経済指標などにらみ押し目買い

発行済 2017-01-13 17:25
更新済 2017-01-13 17:33
欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋り、米経済指標などにらみ押し目買い

今日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。
前日までの調整によるドル売りは一服。
今晩発表される米国の12月小売売上高などをにらみ、ドルの押し目買いが続きそうだ。
ただ、16日はキング牧師誕生記念日で米国市場が休場となるほか、17日にはメイ英首相の重要演説が予定されていることで、積極的な売り買いは手控えられる可能性がある。


前日の海外市場では、11日に行われたトランプ次期米大統領の記者会見で具体的な景気対策などが聞かれなかったことによる失望から、ドル・円は113円後半まで下落。
しかし、本日のアジア市場では日経平均株価の上昇を手がかりに、115円台まで値を戻した。
ドル売り地合いのなかで戻りは鈍い見通しだが、ある市場筋は「トランプ政権には懸念はあるが、経済政策への期待は残され、経済指標や金利、株価次第で押し目買いが強まりやすい」と指摘する。


今晩は22時半発表の米国の12月小売売上高や生産者物価指数などの経済指標が材料となる。
12月小売売上高は前月比+0.7%と、11月の+0.1%を上回る見通しで、クリスマス商戦を含めた期間の個人消費の強さが注目される。
7-9月期米国内総生産(GDP)は個人消費が上振れ、改定値は2年ぶりの高い伸び率となった。
12月小売売上高で、1月27日発表の10-12月期も3%前後の成長率が続くとの期待が広がれば、株高を通じてドル買いが強まろう。


(吉池 威)


【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・12月小売売上高(前月比予想:+0.7%、11月:+0.1%)
・22:30 米・12月生産者物価指数(前月比予想:+0.3%、11月:+0.4%)
・23:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(地域経済関連)
・24:00 米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:98.5、12月:98.2)
・24:00 米・11月企業在庫(前月比予想:+0.6%、10月:-0.2%)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます