■「生娘をシャブ漬け」常務発言で注視、昼食ついでに近在の店舗を覗く投資家も
吉野家ホールディングス(吉野家HD)<9861>(東証プライム)は4月19日の後場、2%安の2358円(55円安)で始まり、2日続落模様だが前場の一時4%安(104円安の2309円)から持ち直している。「生娘をシャブ漬け」常務取締役が大学講座で不適切発言、吉野家が謝罪」(日テレニュース4月18日18:47)などと伝えられ、客離れを想定する様子があったが、昼食ついでに近在の店舗を覗いてきたという投資家によると、特段、客足が遠のいている様子はなかったようだ。
この一件を受け、午前の株式市場では、「漁夫の利」を狙って牛丼のライバル銘柄に注目する様子があったが、「すき家」のゼンショーホールディングス(ゼンショーHD)<7550>(東証プライム)は前場の2950円(7円高)を上値に軟調で、後場は2920円(23円安)でスタート。また、「松屋」の松屋フーズホールディングス(松屋フーズHD)<9887>(東証プライム)も前場の3755円(15円高)を上値に一進一退で後場寄り後は3735円(5円安)前後で推移している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)